麺類はカロリーより塩分のほうが問題になりやすいジャンルです。1日の目標量(男性7.5g・女性6.5g未満)を、1杯で超えてしまう商品が珍しくありません。塩分を公開している麺チェーン4社の公式数値で、どこまで積み上がるかを見ます。
1杯で1日分を超える例

| チェーン | 商品 | エネルギー | 食塩相当量 |
|---|---|---|---|
| 幸楽苑 | メガ中華そば | 1,500kcal | 20.3g |
| 幸楽苑 | メガつけめん | 1,695kcal | 18.5g |
| リンガーハット | 野菜たっぷり皿うどんMAX | 1,334kcal | 17.5g |
| リンガーハット | 野菜たっぷりちゃんぽんMAX | 1,124kcal | 16.3g |
| 幸楽苑 | プレミアム味噌セット | 1,441kcal | 12.3g |
| スガキヤ | スガ・ジロー | 957kcal | 11.7g |
| 日高屋 | 野菜たっぷりタンメン+半チャーハン+餃子6個セット | 1,470kcal | 11.7g |
幸楽苑の「メガ中華そば」は20.3g。これは1日の目標の約2.7日分にあたります。「メガ」「MAX」「麺増量」といった名前が付いた瞬間に、塩分も比例して増えるのが分かります。リンガーハットの「野菜たっぷりちゃんぽん」は麺増量1.5倍で13.8g、2倍で14.0g、MAXで16.3gと、段階的に上がっていきます。
普通サイズでも半日分
大盛でなくても、麺類1杯は5〜8gが標準的です。スガキヤの「野菜ラーメン」は490kcalで8.2g、「メンマラーメン」は389kcalで7.7g。カロリーは低いのに、塩分は1日分に届いています。「カロリーが低いラーメン」と「塩分が少ないラーメン」は別物だと考えてください。
現実的な減らし方

公式の数値はスープを含んだものです。数値としては公表されていませんが、スープを残せば塩分の相当部分を口にせずに済みます。それ以外にできることを挙げます。
- セットにしない:日高屋のタンメン単品と「+半チャーハン+餃子6個」の差はチャーハンと餃子のぶんだけ塩分が上乗せされます。麺の日は麺だけにする
- 増量しない:麺の量を増やすとスープの摂取量も増えます。MAXや2倍は塩分も2倍近くになります
- その日の残り2食を調整する:昼に7gを取ったら、朝と夜を塩分が少ない食事メニューから選ぶ
- 週の回数で考える:毎日8gの麺を食べるより、週2回にして他の日に戻すほうが現実的です
各チェーンで確かめる
各チェーンページのメニュー一覧を「塩分が少ない順」に並べ替えると、そのお店で選べる範囲が分かります。
外食の塩分がなぜ多くなるかの背景は外食の塩分はなぜ多くなるのか、麺チェーン5社の比較は麺チェーン5社をデータで比べるにまとめています。
数値はすべて各チェーンが公式に公開している栄養成分情報によるものです(2026-11-06時点)。山岡家は食塩相当量を公開していないため、この記事には含めていません。
この記事の数値は、当サイトが掲載している191チェーン・31,836品の実データを集計したものです(2026-11-06時点)。基準値は「日本人の食事摂取基準(2025年版)」によります。







