基準は「たんぱく質20g以上・600kcal未満」
外食でたんぱく質を確保しようとすると、カロリーも一緒に増えがちです。そこで当サイトでは「1品でたんぱく質20g以上、かつ600kcal未満」を効率のよい目安として、各チェーンの該当数を数えています。
1食のたんぱく質目標を20〜30gとする一般的な考え方に沿った基準です。
該当メニューが多いのはどこか
実データで該当数が多いのは、宅配のnosh(171通り)を別格として、セブン-イレブン60・すき家49・デニーズ41・リンガーハット29・スターバックス29・ローソン28・なか卯25という順でした。
牛丼チェーンが上位に入るのは意外かもしれませんが、牛肉・鶏肉・卵を使った丼は、サイズを並盛以下に抑えれば「高たんぱく・中カロリー」に収まるものが多いのです。
リンガーハットが上位なのはちゃんぽんの具(肉・魚介・野菜)によるもので、麺料理としては例外的にたんぱく質が取りやすい構成です。スターバックスはサンドイッチ・サラダラップ類が該当します。
実例:この数字を狙う

基準を満たす実在メニューをいくつか挙げます。なか卯の親子丼(並盛)は655kcalでたんぱく質30.0g。600kcalはわずかに超えますが、 1品でたんぱく質30gに届く外食は貴重です。
すき家なら牛丼並盛(695kcal・21.7g)にとん汁(114kcal・7.9g)を足して約810kcal・約30g、という組み立てができます。
コンビニを使えるなら、ローソンの「たんぱく質30.3g サラダチキン」は141kcalで30.3gと、効率では外食メニューの追随を許しません。
「量」だけでなく「何と引き換えか」を見る
同じ高たんぱくでも、付いてくるものは大きく違います。ローソンのサラダチキン プレーンはたんぱく質30.3gに対して脂質2.1g。
すき家のとろ〜り3種のチーズ牛丼(並盛)はたんぱく質32.9gとほぼ同量ですが、脂質は36.7gと17倍以上です。どちらが悪いという話ではなく、「たんぱく質○g」という見出しの裏で、脂質と塩分がどれだけ動いているかを見比べるのが実データの使い方です。
意外な優等生は麺類にもいて、リンガーハットの低糖質麺長崎ちゃんぽんはたんぱく質28.2g。ただし食塩相当量7.4gという別の代償があります。
もうひとつ実用的なのが、朝にたんぱく質を前倒しする方法です。なか卯のこだわり卵朝食(並盛)は532kcal・たんぱく質18.0g。こだわり卵を単品(82kcal・6.6g)で1つ足せば、614kcal・約25gになります。
朝に20g台を確保しておくと、昼夜のどちらかが炭水化物に寄っても 1日の合計は崩れにくくなります。たんぱく質は1食で稼ぐより、3食に分散するのが定石です。コンビニが使える朝なら、サラダチキン1品(119〜141kcal)で20〜30gを前倒しする方法もあります。
一方で「たんぱく質が多い=ヘルシー」と短絡しないことも大切です。
高たんぱくメニューの極端な例、なか卯のこだわり卵朝食(W 大盛)はたんぱく質74.0gに達しますが、カロリーも1,440kcal・食塩相当量10.4gと、 1日の塩分目標を1食で超えます。たんぱく質・カロリー・塩分は必ずセットで見てください。
選び方のコツ3つ

- 主菜の肉・魚の量を基準に選ぶ:から揚げ・焼魚・ステーキ系は衣や調理油の差でカロリーが変わるので、同じたんぱく質なら揚げ物より焼き物が効率的です。
- 「おかずのみ」を活用する:ほっともっと等の弁当チェーンはご飯抜きが選べ、たんぱく質そのままでカロリーだけ200kcal以上下げられます。
- 卵・とん汁・サラダチキンを足す:単品で10〜25gのたんぱく質を100〜200kcalで追加できます。
チェーン横断の高たんぱくランキングには全チェーンの上位200品を並べています。トレーニング中の外食選びにどうぞ。
この記事の数値は、当サイトが掲載している191チェーン・31,836品の実データを集計したものです(2026-11-06時点)。基準値は「日本人の食事摂取基準(2025年版)」によります。







